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名松線の概要outline


 名松線(めいしょうせん)は、三重県松阪市の松阪駅から同県津市美杉町の伊勢奥津駅に至るJR東海の鉄道路線です。
明治25年の鉄道敷設法により、奈良県の桜井と三重県の松阪を結ぶ計画であったことから、両都市の頭文字をとって桜松線(おうしょうせん)と名付けられましたが、その後、名張と松阪を結ぶ路線に変更され、名松線と名付けられました。しかし、競合する私鉄の路線拡大により、伊勢奥津から名張までは計画倒れとなり、結局昭和10年12月5日の家城〜伊勢奥津間の延伸開業にとどまり、現在に至っています。
 平成21年10月8日の台風18号の被害により、家城〜 伊勢奥津間で列車は運休、バスによる代行運転となっていましたが、平成28年3月26日に全線復旧を果たしたところでございます。

懐かしの風景  

▲伊勢奥津駅の給水塔の下で休むC11型蒸気機関車


▲終点・伊勢奥津駅では機関車の向きが変えられないため、上りの松阪行は蒸気機関車がバック運転で客車や貨車を牽引


▲1965年10月1日、蒸気機関車の引退により全列車が気動車で運行されるようになった(写真はキハ55+キハ30)


▲1989年から、名松線を走る列車はキハ11型に統一

▲2009年10月8日、台風18号による豪雨災害で被害が多数発生、全線で運休となりバス代行運転を開始


▲2016年3月26日、6年5か月ぶりに全線で運転を再開。一番列車の出発前にNHKテレビの生中継

▲2016年3月26日、6年5か月ぶりに全線で運転を再開するとともに、車両をトイレ付のキハ11型300番台に変更

名松線の略歴

1929年 昭和4年 8月25日 松阪 - 権現前間開業
1930年 昭和5年 3月30日 権現前 - 井関間延伸開業。伊勢八太駅、井関駅開業
1931年 昭和6年 9月11日 井関 - 家城間延伸開業。伊勢川口駅、家城駅開業
1935年 昭和10年 12月5日 家城 - 伊勢奥津間 が延伸開業し、全線開業となる。伊勢竹原駅、伊勢鎌倉駅、伊勢八知駅、比津駅、伊勢奥津駅開業
1938年 昭和13年 1月20日 伊勢田尻(現・一志)駅、伊勢大井駅、関ノ宮駅開業
1959年 昭和34年 9月26日 伊勢湾台風により伊勢竹原 - 伊勢奥津間が2ヶ月弱不通となる
1960年 昭和35年 8月1日 上ノ庄駅開業
1965年 昭和40年 10月1日 蒸気機関車が消え、全列車気動車化。貨物営業を廃止
1968年 昭和43年 10月1日 伊勢田尻駅を松阪寄りに約300m移転、一志駅に改称
1982年 昭和57年 8月1日 台風10号による土砂災害で全線不通となる
11月22日 名松線が第2次特定地方交通線に選定
1983年 昭和58年 6月1日 台風10号の被害から全線復旧
1985年 昭和60年 8月2日 運輸省が代替道路未整備を理由に名松線の廃止見送りを決定
1987年 昭和62年 4月1日 国鉄分割民営化により、JR東海が名松線を継承
1989年 平成元年 2月20日 キハ11形によるワンマン運転を開始
1999年 平成11年 11月28日 旧型のキハ28/58形による特別列車を運転
2004年 平成16年 9月24日 台風21号による土砂災害で全線不通となる。10月4日復旧
2009年 平成21年 10月8日 台風18号による豪雨で、家城 - 伊勢奥津間の約40箇所で土砂崩れや路盤流出が発生し全線で運休となる。バス代替運転を開始
10月15日 松阪 - 家城間で鉄道による運転を再開。バス代替運転区間が家城 - 伊勢奥津間に変更される
10月29日 JR東海は家城 - 伊勢奥津間の鉄道輸送を廃止し、バス輸送への転換を関係自治体に提案するとプレス発表
2011年 平成23年 5月20日 三重県、津市、JR東海の3者が鉄道運行再開についての協定書を締結し、5年程度で全線復旧の見込みとなると発表
2013年 平成25年 5月15日  JR東海は5月30日から復旧工事に着工し、三重県・津市の治山事業・水路整備事業の完了と同時期に復旧工事を完了予定とするとプレス発表
2013年 平成25年 7月30日  名松線オープンディスカッション第1回目(津市美杉町:八幡地域地域住民センター)開催
2013年 平成25年 9月28日  名松線オープンディスカッション第2回目(津市一志町:一志農村環境改善センター)開催
2013年 平成25年 11月30日  名松線オープンディスカッション第3回目(松阪市本町:松阪市産業振興センター)開催
2016年 平成28年 3月26日  平成21年10月8日からバス代行運転となっていた家城 - 伊勢奥津間が復旧し、6年5か月ぶりに全線で運転を再開