1983.6.5.
麦秋の近鉄北勢線・ナロー車両
色づいた麦。その後方を小さな電車が走る。
この線は、軌間762mmの軽便鉄道として、1914(大正3)年開業の北勢鉄道がルーツ。
その後、経営主体がよく代わり、1965(昭和40)年以降は、近鉄北勢線として定着。
2003(平成15)年からは三岐鉄道北勢線として新たなスタートを切っています。
▲北大社を出発する西桑名行き列車4連。先頭は1954(昭和29)年に三重交通が製造したク130形
▲ク130形は、バス窓がよく似合う。右側の白い車は、当時人気だったトヨタ・セリカ。
▲130形に続き、3〜4両目は220形。220形は北勢鉄道時代の1931(昭和6)年に製造された車両。
▲130形と220形の見事な編成。というか、乗客が多い朝夕はいつも見られた姿。
▲270系+200系(後ろ3両)の列車。270系は、1977(昭和52)年に新造された15m級の車両。北勢線の近代化に貢献した。
▲1959(昭和34)年に三重交通が製造した3車体連接構造の200系は、1971(昭和46)年に電装解除され、付随車となった。
わが人生・旅の覚えTOPへ